Photobook in Difference bet. Japan and US?! 写真集の違い

「写真集は視覚で見せるものであって、作家(アーティスト)のその作品意図やシリーズに関する想いやコメント、解説は (説明・絵解きになってしまうので)写真集自体には要らない&ほとんど入れない」ーーーということで、日本の場合そうなのかぁ、と、通常ビジュアルアーティストも言葉でシリーズのコンセプトなどを語れることを要求されるアメリカとの違いを実感しつつ(..というのも、アメリカの多くの写真集やアート本の場合、本編は視覚的な写真や画などで構成しても、通常最後にアーティストの考えや言葉が、がーーーっと入って、読者にその意図を説明・解説する…:)、また思考の仕方の違いや写真集の見方/見せ方の違いを納得しつつの日本での写真集出版であった。

元々アメリカで写真やアートその他を学んだりしてきた、日本生まれの私はそういう日米の編集の違いも(編集の仕事もしてきただけに)、なるほど〜写真集の作り方も日米違うんだなあと興味深く、いい勉強にもなった。いずれの場合も写真自体が語りかける強さがあるものがいいとされるのは共通だが、写真だけで、作家(アーティスト・写真家)の意図の説明がなくても、そこまでわかる人は多いのだろうか? わかる人にはわかるという。(裏を返せば、理解できない人には理解できない ;_;)。

まあ、どちらがいいとは勿論一概に言えないが、特にこの写真集『FAUSTUS』(ファウストス)は、きっと読まれる方のこれまでの経験値、育ってきた環境、国、文化、宗教、教養、理解できる言語、感性、その他もろもろ、本を開いた時の人生に置かれている状況によって、捉え方、感じ方、理解度がまったく変わってくると思う。この本は実は奥深いコンセプトも含まれている。そう、、、わかる人にはわかる。

そういう意味でも、気分や状況が異なるときや、10年後、20年後、50年後にまた是非開いてもらいたいと願うのである。きっとそのとき、以前は見えてこなかった何か、新たは発見があると…。

それぞれの写真集にはいろいろな目的なあって、背後に特に具体的なコンセプトがなく、単に美しい写真や、事の成り行きのドキュメントを綴るアーティストもいるだろうが、実は、『FAUSTUS』には奥深いメッセージと、何重にもレイヤーがかかったコンセプトやメッセージが込められている。もちろん、背景のコンセプトとは関係なしに、感覚だけで見てもらってもそれはそれで素晴らしいことだと思うし、その人なりの感情(emotion)のジャーニーをしてもらうのもひとつのこの本の目的でもあるし、あるいは単なる視覚的なビジュアル本として、見ていただいてもいいし、それは見る人の自由でいいと思います。、逆に私が意図していない新しい見方や捉え方で、本の内容を解釈してくれたり、読んでくれている人もいるかもしれない。それはまたうれしいことですね!

ま、しかし、写真集自体にはあえて入れなかった想いも含めて、今回このウェブサイト・ブログに、Messageとして、作者としての意図を少し語ろうと思います。(実際、視覚的に見せているビジュアル本なので全部は言葉では語れませんが)、こういうことも伝えたいメッセージとして含まれているだよ〜というものを掲載します。FAUSTUSに関しての解釈の糸口に。

伝わっている人には既に伝わっているのかもしれませんが、「アートは難しくてわからない」という人もいると思いますので、写真集を見たときのご参考までに。

また「あとがき」のGary Edwardsと飯沢耕太郎さんのコメントもこの『FAUSTUS』に込められたメッセージの理解のヘルプになると思いますので、そちらは本の巻末にありますので是非読んでみてください。

私も生まれつきのアーティストであったわけではないので、以前はアートそのものが全くわからなかったし、今でももちろん作品によっては全然わからないものに出くわします。とにかく、『FAUSTUS』を通して、みなさんの人生がより豊かなものになるよう祈っています♡

>>To Message in FAUSTUS: シリーズに秘められた想い#1へ

 

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Meaning of FAUSTUS and Posters Printed : 元々の意味/ ポスター完成

FAUSTUS-B3_2d_OLFaustus means “auspicious” or “blessed,” and pactum means “pact” or “contract” in Latin.

faustus(ファウストス)は、「祝福された、幸運な」の意、pactum(パクトム)とはラテン語で「契約」の意味です。

FAUSTUSのPosterが刷り上がりました〜。書店によっては既にはっていただいているところも。
デザインは、アメリカのPAA Artist in Residencyに選ばれて招聘された時、一緒のペンシルベニアの建物(たくさんのスタジオ)内で制作した時に出会った yukaotaniが手がけてくれました。彼女もアーティストで、しかもデザインもする。そのレジデンシーでは日本人は私たち二人だけで、制作期間後も当時たまたまニューヨーク市内で近くに住んでいたということもあり、以来友人にもなりました。

今回は昨年12月たまたま二人とも東京にいたので、会って打ち合わせをして、いろいろ話し合ってこのデザインになりました。ポスターは書店で見かけるかもしれません。そしたら本も探してくださいね〜。 この『FAUSTUS』の本の内容は、自分でいうものなんですが、深〜い内容です。(写真+日本語/英語)。 実際に手にとって、またこの欄で内容などにも少しずつ触れていきますので、読んでくださいね。人生に新しい息吹を〜。