Vancouver Art Book Fair 2021

Hello everyone! Thank you for your continued interest! Just posted another new review for the artbook FAUSTUS. We will add more next week.

Misako Oba is participating Vancouver Art Book Fair 2021 from October 18 through 26. A new book “Moon” will be there. Visit us and find Art Byte Critique booth. You will find the video, introducing this unique book, too. There are many interesting new artbooks around the world.

During the event and a little after, the online shop Atelier Direct 21 is showcasing the new books as well as FAUSTUS. Enjoy Browsing Artbooks section. More books will be there, starting on October 18.
Free shipping worldwide through October 31!

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Recent Reviews Posted

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このたび、新たに最近のレビューを掲載しました(日本語・英語)-10/16/2021。
これまでは写真やアート、業界の専門家や新聞記事の掲載が多かったのですが、今回は、個人読者の方々の感想から、許可を得て掲載させていただいています。来週は、10月18日〜26日まで、バンクーバー・アート・ブック・フェアに参加しています。ほかの新作アートブックとあわせて出品します。Art Byte Critique のブース、オンラインで見られるので是非遊びに来てくださいね!新作アーティストブック「Moon」のビデオもそこでご覧いただけます。
また、今週末(10/14〜) からオンラインショップ Atelier Direct 21もオープンしています。Artbookのセクションをご覧ください。イベント期間中、10〜15%割引があり、配送料無料でお届けします。


時空を超えて、いつの時代でもご覧いただける本として、出版社・編集者からも「古くならない本」と評価され数年前に出版されたのですが、今でも新たに手にとって写真を見て読んでくださる人々がいることを知り、うれしく思います。

私の知る限り、大学生から20代、30代、40代、50代、それ以上年代の読者の方々、老若男女問わずご覧いただいたようで、少しでも、生活に、人生に、お役に立てたことは幸いです。

FAUSTUSの本には、著者の意図が何層にも重ねてあり、読者の経験値によっても理解度や捉え方が広がる本であるため、何年かたって再び開いてみると、感じ方や気づきもきっと変わっていることでしょう。

今後もそれぞれの人生の中で、改めて、読み返して(見返して)いただいて、さらに別の発見・気づきなどで、希望のある人生を歩むうえでの手助けになれば幸いです。

静かなところで、ひとりゆったりページをめくっていただのがオススメの本。

もしご感想等、ありましたら、掲載の有無に関係なくこちらからご連絡ください。

オンラインショップ「Atelier Direct 21 アトリエ・ディレクト21」は日本語・日本円での対応となります。
これまでのオンラインショップもカナダ時間18日にはアップデートされます。(こちらはドルになりますが円には自動換算されます。)

*この本は、個人の読者の皆様ほか、パリのヨーロッパ写真美術館収蔵、英国ビクトリア&アルバート美術館、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーほか、大学、図書館等、国内外の美術関係者や私的・公的機関にも収められています。出版に至るまでは米国のキュレーターや写真関係者にお世話になりました。皆さんに心より感謝しています。どうぞ、この一冊をお役立てください。

「FAUSTUS (ファウストス)」とは、ラテン語で「祝福された」という意味です。この本は、突如、これまで当然あったもの(私の場合は小指)を失うかもしれないということを宣告された時からの現実のストーリーを、結論に至るまでの過程と選択を、真の肉体的および精神的なジャーニーとして視覚的に表現したものです。誰もが体験しうる「理不尽な出来事」と「喪失」をテーマに、見る人々に、本当の幸せや祝福とは何か、人生で起こる喪失・絶望との向き合い方、それぞれ各自身の場合なども考えてもらえるうよう、説明的なジャーナリズム・フォトストーリーではなく、メッセージ性のあるアート本として仕上げました。

2021年も新たに手にとっていただいた読者の方々、愛読者の方々、ありがとうございます。皆さんの人生が、より豊かで素晴らしいものとして流れていくよう、少しでも感性が刺激され、感動や新しい視点・気づきが見出されて、たとえ望ましくない状況下にあったとしても、神様や人々の愛、笑顔などによって平安に満たされた素敵な人生となりますように。

ー著者 Misako Oba
          大庭みさこ 2021年10月

Photos from the Talk and Book Signing event

Thank you all for coming to the book event in spite of the bright sunny summer day outside in Seattle. 🙂 Thank you to Kinokuniya bookstore for organizing this! I really enjoyed meeting and talking with you.
525 South Weller St. Seattle, WA 98104 (map)
Tel: +1-206-587-2477
Photos: Courtesy of Kinokuniya USA, the Sandisons, and Roy Wang.

 

 

 

 

Artist Talk and Book Signing Event

I just received some of my original artworks from the Converge gallery in the East Coast to Seattle in the West Coast.   This Saturday, Kinokunoya bookstore Seattle will have an Artist Talk. It is about Misako Oba’s FAUSTUS project with the fine art photobook and the selected artwork on display.  Your questions are welcome at the event. 🙂

Saturday, August 1, 2015
2:00 PM
@ Kinokuniya bookstore, Seattle
(525 South Weller St., Seattle)
This event is free and open to the public.

Artist Talk @ Kinokuniya Bookstore, 2PM on August 1, 2015

Poster created by Kinokuniya USA / Artist Talk @ Kinokuniya Bookstore, 2PM on August 1, 2015

8月1日(土)2pmから、紀伊國屋シアトル(525 South Weller St., Seattle)で、大庭みさこアート写真集『FAUSTUS』(蒼穹舎刊/text日本語・英語)のトークイベントが行われます。もし機会がありましたら、是非お立寄りください。質問も歓迎です。イベント会場には(今回は小さいサイズのものですが)オリジナルアートも展示。
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Now available in Europe and U.S.

Museum bookstore at Centre Georges Pompidou, Paris

Museum bookstore at Centre Georges Pompidou, Paris

もしこの夏、ヨーロッパやアメリカに行く機会があったら、是非、美術館の書店やギャラリーなどにも立ち寄って、本を手に取ってみてください。海外書店のList update!>>
FAUSTUS is now available in Europe, such as in Paris, Brussels, London…etc.  Since it is limited edition, only certain places could carry the copy.

If you are in Paris or New York this summer for vacation of business trip, stop by those bookstores and have a look at the book in person.  Visit the museums’ bookstores such as Centre Georges Pompidou, Le Bal Book, photobook specializing bookstore Le Plac’Art and gallery in)(between. Gallery in Paris,  and more!  I will feature each bookstore later with photos. Meanwhile, the full list can be viewed in this page.   Just updated. There may be other places that I don’t know may carry the copies. Please ask them.

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Best of June 2015

Best of June 2015 on  Josef Chladek’s photo books website.

Misako Oba’s [FAUSTUS] was among those Best of June photo books.  Feeling humbled.
The authors of the those photo books are: Dávila, Kojima, Sanai, Arnold, Scheurwater, Bitesnich, Kitajima, Pedan, Murakami, Georgiou, Oba, Leiter, Koublis, Blanch.

Best of June 2015 on josef chladek photobooks.

Best of June 2015 on josef chladek photobooks.

For more details of Best of June 2015 and to see the sample pages of those books, you can visit their site:
http://josefchladek.com/list/best_of_june_2015#books

*The talk event of FAUSTUS will be coming up in the U.S. and Japan. Please check back the blog post.

news From Vienna, Austria

Thank you to Vienna, Austria based [josef chladek on photo books and books] for introducing the book FAUSTUS.

FAUSTUS on JosefChladek web_2s
FAUSTUS on JosefChladek web_1s

You can view some sample pages and browse other photobooks on his site.  Personally, FAUSTUS is not just for browsing, but reading/looking at each page, feel your emotions… in a quiet place by yourself, I would recommend.  It would make it different.

If you are interested in getting for your own or would like to take a look at the book in person, it just became available more internationally since this summer (2015).
Some books are signed and others are not.  (You could ask a bookstore… :)) .

 

 

 

 

Review (Press) Added: 掲載記事の追加

The article on Misako Oba’s photography artbook FAUSTUS was published in the Book Review Press (issue #3200- March 28, 2015).  Featured in their Art & Literature section.  Readable image was added in the [Review/Press/Commentary] section on this website. It’s readable in here.

大庭みさこのアート写真集『FAUSTUS』に関する書評が、図書新聞 2015年3月28日号の 文学・芸術欄 に掲載されたので、 [Review/Press/Commentary(掲載記事等)] 追加しました。大きめの文字はこちらで読めます。 執筆されたライターの下沼英由さんとは面識がないのですが、実際に本をじっくりご覧いただいたようで、内容の濃い感想を書いてくださっているので、シェアさせていただきます。
(同新聞の方、また神奈川大学関係者の方から掲載紙をお送りいただき、ありがとうございました!)

TheBookReviewPress Newspaper Article on FAUSTUS

*既に『FAUSTUS』を実際に読んでいただいた方、感想などありましたら、こちらからお気軽にご連絡ください。また既にこれまで各新聞記事などをご覧いただいた方からも色々とお問い合わせいただいておりますが、できる限り数日以内にご返答させていただきます。ありがとうございます。
Thank you for your interest.  I try to respond within few days to those who wrote me after reading the book or reading those articles in newspapers.  Thanks!

Message in FAUSTUS: シリーズに秘められた想い#3

updateしました。3/11

生きていると、時として、自分ではどうしようもできないことが起きる。病気や天災、大切な人の突然の死などの不幸や災いは、なぜそれが自分の身にふりかかるのか、その理由は、一生わからない場合もある。どんなに頑張っても、例え正しく人生を歩んでいたとしても、人間の力ではどうしようもないことがあるのだ。もし、事実や状況が変えられないのであれば、変えることができるのは、自分の視点・考え方・姿勢である。自分の弱みをさらけ出すことにもなるが、心を開いて自分のことを周りの友人に告げて、精神的なサポートを求めるか、自分のうちにこもってひとりで闘うかなども、全ては、選択である。物事を受け取り方、対応の仕方で、人生の見え方も変わってくる。この『FAUSTUS』は私というものを写真の中に反映させて使ってはいるが、私の物語ではない。

ネガティブな経験でも、自分ではどうにもできないその状況にsurrender(降参)し身をゆだね、そこから「美」、「愛」、「信じること」、「希望」など、そしてもっと大きな何かを見出したとき、ポジティブな気持ちも生まれ、心の安らぎや歓びを感じることさえも可能になる。Transformation…   そんな中、私の場合は、自分の血で絵を描いてそれを撮影するという「楽観さ」への変換も加わった。写真集『FAUSTUS』はその気持ちの移り変わりも綴っているので、見ながら・読みながら・感じながら、一緒に心・感情の旅をして欲しい。

不安と恐怖などで精神的に押しつぶされそうな状況の中、小指からほとばしる血でキャンバスや紙に絵を描いたり、血滴の凝固を撮影したりしたのは、冷静に自分の感情と向き合ってのことだった。もうひとりの自分が客観視していたかのように。

体の一部を喪失(lost)したが、最終的に、起こった全てのことに対して感謝が芽生えるまでに至り、祝福でさえ感じることが可能であるのだ。この経験に関わったもの、経験そのものを「贈り物」として得た(gain)したのである。

過去に、10万人にひとりに起こるという原因不明の病気で子供を亡くしたり(そんなめずらしいものにばかり当たる運命かぁ・・・)、自分も死に至る可能性もあった状況や、さらに度重なる災いなどの経験が、実は、今回の私を支えた役割を果たした結果にもなり、人生は全てが今につながる神様からの「贈り物」(gift)だと思えるようになった。あの時のまさに満身創痍、精神と肉体両方の痛みや苦痛に比べると、ニューヨークで出会った友人たちの愛情あふれるサポートもあり精神的には安定していて、小指1本の喪失はなんともない。(特に麻酔がきれた時は痛かったけど :)。また、写真集にあるように、術後、女性としての自信を失って落ち込んだこともあるけれど、でも、I know I’m “STILL LOVED.”   写真作品のタイトルでもあり、この本の結論でもある。

読者の皆さんも、どんなことがあっても 「You are Still Loved!! なんだよ〜」というのもメッセージのひとつだ。

これらは、私の「考え方の選択」でもある。

この一連の過程と出来事を振り返ると、一見不幸に見えることも含めて全て、私にとって、「ファウストス」(祝福された・幸運)な人生と思えるのだ。

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Message in FAUSTUS: シリーズに秘められた想い#2

私にとって右手の指を失うことは、生活が不便・不自由になるかもしれないこと以外に、それまで仕事で使っていたカメラを操作できるのかという恐怖もあった。

小指を筆のように動かし、そこから出る血を絵の具のようにして、心の叫び・葛藤・天使と悪魔の闘いが、キャンバスに生まれ、絵と写真となって息づいた。

「情熱」、「命」、またキリスト教文化の色濃い欧米では罪の「浄化」、「許し」などの象徴である血に絡んだ数々の作品は、この世にあるもののはかなさ、人生の光と闇、贖罪、また虚しさからも生まれうる美をコンセプトに含んでいる。予期せず起こる出来事や、喪失に対する私のリアクションとレスポンスでもある。個人的な経験が元になっているが、人生を歩む中での、普遍的なテーマを追求している。

この本は、指を失う可能性の宣告を受け、医師・治療探しに始まり、困惑、苦悶、葛藤、孤独感などの感情の移り変わり、絶望的に迷いながらも最終的に小指切除手術の決断に至るまでの過程と、術後数年間を収めたものだ。

肉体的かつ感情を伴う、精神的なジャーニー(旅路)として、メタファーとなったゲーテの『ファウスト』の話と対比させ、自己の経験を昇華するかのように、独自の『ファウストス』としてビジュアル的に綴ったものである。

ゲーテの戯曲『ファウスト』にあるように、古代の伝承によると、悪魔との契約は、通常、体の一部と引き換えに、契約者本人の血でサインをして結ぶという。『ファウスト』の主人公は、至極の快楽を求めて自分の魂と引き換えに悪魔と血の契約を結んだ。しかし、大庭みさこの場合、何を求めたわけでもないのに、右手の小指と引き換えに血の契約を結ぶことになる。最終的に契約を交わしたのは「天使」とだった。

※ゲーテの『ファウスト』では、Faustは主人公の名前だが、同書のタイトルとしたfaustus(ファウストス)とは、ラテン語で、「祝福された、幸運な、さいさきの良い」の意。キャンバスに描いた天使と悪魔の抽象画や小指からの血の凝固写真など、作品中のタイトルに使用したpactum(パクトム)とは、「契約」の意。

(つづく)

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